地方会会長挨拶
第12回日本血液学会東海地方会
会長 高橋 義行
名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学
本地方会は、2012年に片山会長(当時三重大学)のもと第1回大会が開催されて以降、今回で12回目を数えます。新型コロナウイルス感染症禍への対応として、第9回飯田会長(名古屋市立大学)、第10回平山会長(三重大学)、第11回高見会長(愛知医科大学)によりWeb開催で新しい地方会のあり方で大成功を収められました。今回は2023年(令和5年)5月21日(日)にウインクあいちでの現地開催とWeb参加を可能にするハイブリッド開催で準備を進めております。ワクチン接種の推進や診断・治療法の進歩により新型コロナ対策は確実に進んでおり、新たな変異株の出現による感染者数変化の動向を読めない部分もあるものの、欧米ではコロナ禍でもできるだけ現地で集まって議論をするように変化しており、本邦においても、Face-to-Faceの議論の場をできるだけ取り戻すべきと考えております。
今回もコーポレートセミナーによる教育講演を企画し、最新の情報を入手・整理する学びの機会となることを願っております。本学会の参加により、日本血液学会専門医更新単位(学会参加単位登録:3単位、業績発表単位登録:筆頭演者5単位、共同演者2単位)および日本小児血液・がん学会専門医更新単位:4単位が取得可能です。プログラムは日本血液学会東海地方会ホームページ上で公開いたします。是非、多数の演題をお申込みいただきますようによろしくお願い申し上げます。
東海地方会は、主に三重、岐阜、愛知、静岡の日本血液学会会員により構成され、血液診療・研究の向上や若手人材の育成、地域交流の活性化を主な目的としています。そのため、参加も血液学会会員に限定せず、研修医や学生を含め、広く門戸を開いています。本会が、内科・小児科、臨床・基礎研究を問わず血液学にかかわる皆様の交流、ならびに若手医師を育成しお互い切磋琢磨する場になりますことを心より願っております。
どうかご参加のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。